ＤＥＮ－ＥＮ
田園クラブ機関誌 ２００７年３月号 ＮＯ．151（作成２００７年３月１日） 編集責任者：小野里栄治）
★最近の試合等の結果
２月１８日（日）延岡西日本マラソン
堀 マラソン ３時間 ４分４６秒（自己ベスト）
ハーフの関門が１時間３０分なので通過できるかどうかが心配でしたが最初から４分１５秒／キロを守り１時間２９分３６秒で通過しました。
後半はずっと向かい風で非常に苦しかったが落ち込みを最小限におさえることが出来てよかったです。
ラップ 21'10" 21'10" 21'18" 21'15" 22'13" 22'36" 22'35" 22'39" 9'50"
村尾さんも出ていてゴール後，ビールを飲みました。
次は３月１１日に京都シティハーフに出る予定です。
２月１８日（日）東京マラソン
グロスタイム （ネットタイム）
熊沢 ２時間３５分１５秒（２時間３５分１３秒）
増田 ２時間３６分０１秒（２時間３５分５９秒）
石井 ３時間１５分３８秒（３時間１５分２３秒）
上羽 ３時間２３分１４秒（３時間２２分２１秒）
小川 ３時間２９分５７秒（３時間２８分３３秒）
岡田 ３時間５６分３２秒（３時間５５分２４秒）
三宅 ＤＮＦ（30km）２時間０７分１１秒（２時間０６分５５秒）
ネットタイム３時間５５分２４秒で目標の４時間切りが出来て非常にうれしい。
また、１８年前のニューヨークシティマラソン以来の歩かず完走も出来ました。来年もみんなで申し込みましょう。（岡田）
★平成１９年記録会報に掲載した結果をもとに、年間記録を全て掲載します（赤文字は今月掲載・緑文字は自己ベスト：カッコ内は記録月日です）
| ５ｋｍ | ２０ｋｍ | マラソン |
| 久島 19'16"( 1. 7) | 堀 1゜21'00"（ 1.14) | 熊沢 2゜35'15"（ 2.18) 増田 2゜36'01"（ 2.18) 三宅 2゜54'06"（ 1.28) 堀 3゜04'46"（ 2.18) 石井 3゜15'38"（ 2.18) 上羽 3゜23'14"（ 2.18) 小川 3゜29'57"（ 2.18) 岡田 3゜56'32"（ 2.18) |
★特別寄稿
２月１８日 東京マラソン
こんなこともあるんですね～！？待望の東京マラソンだったはずですが・・・・。（記：三宅）
前日、温泉があるとの情報が石井陽子さんから発信され、うれしい気分が高まります。レースは雨の中の予想。東京ドームで受付済ませ、Ｎｏカードを受け取ると、“リタイヤしたときのためのパスネット引換券がついている、なんとなくけったくそ悪いですがまさかこれを使うハメになるとは。
体調は良好なれど、股関節から左足太股に痛みがあり、フルマラソンだけに走ってみないと分かりません。でも、今シーズンで一番調整ができているのは間違いありません（と思ってた）。それをうまく活用することができるかどうかがポイントです。
当日、自宅からのフルマラソンは８９年の東京国際マラソン以来かな？５時４５分に起床いつものようにご飯とみそ汁だけの朝食を取り７時前に自宅を出発。新宿には７時半頃に到着し、石井君、岡田君と合流。雨は相変わらず激しく降り続いています。９：１０スタートながら８：３０までに全ての荷物を袋に詰め込んでトラックに乗せなければならず、その引き替えに簡易ポンチョをくれるはずが、「もう、ありません！」。一緒にいた石井俊久君や岡田真晴は長袖にロングタイツの出で立ち。こちらは、それほど寒くないからランパン、ランニングで大丈夫とコメント。しかし、スタートまでの３５分間雨ざらしにされたのには正直まいりました。雨音に石原都知事のメッセージも雨音にかき消されて何がなにやら聞き取れません。
レース前の皮算用としては、スタート直後の混雑を考え、前半２０～２０分３０秒くらいずつで刻み、最初の５ｋｍは下り坂をいかにダメージを少なくするかが課題。２０ｋｍすぎからペースを１９分３０～２０分まであげ。３５ｋｍからはひたすら粘る、というもの。
９：１０ ようやくスタート。前のランナーが脱ぎ捨てていった簡易ポンチョに足をとられて転倒しかけましたが、かろうじてセーフ！ペースは体を温めるために予定よりは少し早めにしたいところですが、周囲のランナーが右往左往するので、思うにまかせません。２ｋｍが８分３０秒ほど。
５ｋｍ ２０分５秒くらいで２～５までの３ｋが１１分３５秒くらいなのでちょっと早いかなとは思いましたが足の動きは勝田に比べればスムーズなので良し！
１０ｋｍ この５ｋｍやはり２０分そこそこで、まっ、いっか、と言う感じ。しかし、右太股の違和感はかなり強い物に。しかし、この時点でレースを棄権するなどとは露ほどにも思いませんでした。
１５ｋｍ 折り返しのあるコースで、熊ちゃん、増やんに声をかけてやろうと反対側のコースに目をやりながらの走りで２０分３０秒まで落ちましたが、知人はみつかりません。自分が折り返した後は、長身の上羽選手くらいはみつかるかとおもいましたが、これも見つかりません。トップランナーは、外国人選手が先頭集団形成し、優勝候補の油谷選手は第２集団でちょっと調子悪そうです。あとは、誰が誰やら分かりません。箱根の山登りで区間２位になった明治大学の尾籠選手ががんばっているな、というのだけが見えました。
２０ｋｍ 向かい風でタイムは落ちると思ったがそれほどでもなく、２０分３６秒。しかし、中間点で「まだ半分かよ」と思った位なので、この辺ですでに雲行きは怪しかったようです。
２５ｋｍ、懸念していた股関節から太股にかけての部位が痛み始め、あきらかにペースが落ち、２１分３５秒。雷門のまえで黒澤君に応援してもらいましたが、そのときには一旦歩いて休んでから走り始めた方が良いのではないかと思うほどダメージは大きくなっていました。寒さが身に応え、顎から後頭部の筋肉が引きつってあいた口がふさがらなくなっています。
３０ｋｍ もう歩くようなスピードでこの５ｋ２４分４０秒ほど。ゴールは３時間１０分くらいかなあ？と思っていると、股関節から両足の太股がしびれて、というより痛みが強くなり、すぐ前のランナーが歩きだしたのにつられて自分も歩きはじめてしまいました。少し休んでから再度走り始めようと思いましたが、硬直した足は益々痛みを増し、歩いているだけでもつらい状態で。これはダメ、とリタイヤーを決意。しかし、沿道の応援者で立錐の余地もない歩道にはなかなかあがれません。３４ｋｍの銀座駅まえでようやくコースアウト。
リタイヤーしても収容車はないので、地下鉄に乗って戻るしかありません（Ｎｏカードの引換券が役立ってしまった！）。しかし、地下鉄の階段を下るのが難儀です。やっとの思いで駅員さんのところまでいくと、事務所まで行ってくれと言われました（このときの様子がこともあろうに週間誌にスクープされてしまった）。その駅員さんにエスコートされながら、またまた事務所までやっとの思いでたどりつくと、「中へどうぞ」と言われましたがこれまた段差を上るのが難儀なんですよね。ともあれ千円のパスネットをもらい、銀座線に乗り込みましたが、こんどは乗客から「なんだこいつは！」の視線ビームが集中します。それをなにごとかございましたか？の風情で車内の液晶画面を見てる振りをしましたが、内心こっぱずかしかったぁ。地下鉄はまだ暖かいのでよかったですが、新橋でゆりかもめに乗り換えると今度は寒～い。見かねた乗客の一人が席を譲ってくれるが、一旦座ったら立ち上がれる自信がないので丁重にお断りしましたが、その方のご家族が出場されているそうで、「人ごととは思えない」と今度はジャケットを貸すと言ってくれます。正直これはありがたかったので、お言葉に甘え、ビッグサイトまでご一緒させていただきました。はずかしさのあまり、名前も名乗らずに来てしまいましたが、ご住所を伺ってお礼状でもだすべきだったかなぁ。
それにしても好調のはずがなんでこんなみじめなことになるんだよう？よう、よう、よう？と考えてしまいますが、もともと太股に懸念があり、そういう状態では短い距離ならともかくフルマラソンは出てはいけないということでしょうか？スタート時の雨ざらしにその部分が冷やされて硬直した筋肉をむりやり動かしたために軽い肉離れのような状態になったかも知れません。また、自分では余裕のペースでの参加のつもりでも一シーズン４回のフルマラソンはムリがあったかなぁ？勝田の時のラスト２ｋｍはホント死んでましたから。
ともかく、更衣室へ行き、さらに外へ出て荷物を受け取りましたが、ここでも２０分くらい待たされました。初回だからしかたがないというものの運営不備が随所に感じられます。青梅マラソンのスタッフなどからアドバイスを受ければ良かったのではとも思いますが、青梅の開催日にぶつけるとは・・・
更衣室で石井君、上羽君に会い二人とも完走したとのことで、とっても幸せそうです。
とりあえず３人で集合場所の月島温泉へ行き、さらにタクシーで築地のすしざんまいへ。楓の面々や石井君の「お弟子さん」も参加し、総勢１０人で楽しいひと
ときでしたが、岡田君からキツーイいっぱつ「Ⅰ万円も払って完走しなかったの？」 なんとでも言ってくれ。来年からは東京マラソンは廃止、石原都知事はクビッ！
★田園クラブ記録室
平成１５～１８年の記録
歴代記録（トラック＆フィールド）
歴代記録（ロード・その他）
歴代記録（奥多摩渓谷駅伝）
歴代記録（富士登山駅伝）
岡田さん作成の歴代記録集を元に掲載させていただきました。
★平成19年度陸連登録について
平成19年度陸協登録：新規登録者と継続をやめる方は岡田まで
★２００６年の練習会について
織田フィ－ルドが４月より夜間のみ開放日が増えます（毎週火、金、土）。
水曜、第１日曜、第３土曜はこれまでと同じです。
「１月より第３土曜練習会は楓ＡＣと合同になったので多数の参加お待ちしております」
（時間は黒澤君と調整中）
＊天候不順な場合は公園管理事務所に確認の電話を！電話：03-3469-6081
★川端仁一さんメモリアル
田園クラブの要的存在であった、川端仁一さんが平成１４年７月２８日に急逝されました。
つつしんで故人の冥福を祈るとともに、故川端仁一さんの思い出を会報に掲載しています。
尚、思い出は、寄稿文を寄せられた方のものから随時掲載させて頂きました。
９０.９.２３新体連陸上大会５０００mを力走する川端さん（駒沢陸上競技場にて）
★故川端仁一さんの思い出
川端さんの陸上競技歴 岡田 真晴
川端さんの最近について 村尾 和彦
川端君追悼 三宅 徹
川端さんとの思い出 増田 昌彦
川端さんに関する思い出 浅井 健一
追悼 川端君 岡田 真晴
さようなら川端さん 小野里栄治
川端君のこと 久島 和夫
川端さんのご冥福を心からお祈りいたします 関根 広郎
星薬大陸上部と川端さん。後輩から一言。 須藤 靖彦
川端仁一君の思い出 小田 久洋
ランニング墓参り 岡田 真晴
★Link
東京工業大学陸上競技部のＨＰ
★お知らせ
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